気が乗らないとき、どうすればいい?|ビビりが小さな冒険から気づいた心のヒント

雪化粧をまとった静かな森の道。心の中までしんと澄んでいく、春の終わりの風景

雪の中の散歩、先週の週末のできごと

こんにちは、ビビりのくりちゃんです。

皆さんは、日々の生活で何だか「気が乗らないなぁ」と思うことはありますか?

私はしょっちゅうあります。

今日は、ちょっとした先週の土曜日のお話です。

3月末、そろそろ春めいてきたので、

近くの山にハイキングに行く予定を立てていました。

当日、まさかの展開で気が乗らなかったんですが、

それでも、行った先で出会った景色から気づいたことを共有します。


気分が乗らなかったハイキング

前にこの記事でも紹介した

チアク山(1,288m)にハイキングに行く予定でした。

もともと晴れの予報が、

そろそろ家を出ようか〜

というタイミングで雪がちらつき始めました。


ふわふわ〜っと、

最初なんかティッシュのゴミかなんかが

風で舞っているのかと思いました。

よく見たら、ゆき。

あれれれれれれ、しかもちょっと強くなってる。


すぐ止むかなという期待を込めて、

とりあえず車で出発・・・



おい、結構降ってきたぞ。

春の雪が降る中、車で山へ向かう高速道路の風景

そこで、私のビビり発動。

去年、雪の日に家の近くで起きた、

玉突き事故を思い出す・・・

TBS DIG NEWS 記事: 韓国で車53台が絡む玉突き事故 11人が負傷 雪の影響でスリップか

「どうする?やめる?」

(事故ったらやだな〜)


いつもなら、やめる感じになるんですが

なぜかその日は夫が

「とりあえず行ってみよう。無理だったら引き返せばいいし。」

ううっ

おお、おっけー・・・

ということで、なんとなく、とりあえず、行ってみることに。

山へ向かう途中、車窓から見えた大粒の雪と森の景色

到着すると、白銀の世界が広がっていた

チアク山に到着すると、素晴らしい雪景色が広がっていました。

雪の日に訪れた山の寺院と静かな一本道
雪が降る森に現れた透明な清流の風景
春のつぼみに雪が積もった枝先の風景
雪の中を静かに流れる小さな川と、白く染まった木々の森
白銀の森の奥へと続く道。木々が雪をまとう静かな風景
森全体が雪に覆われ、静かに広がる自然の風景

ビビリの先の感動レベルの景色

雪の山道を、傘をさして歩く人の後ろ姿

流石に山登りは危ないので、往復2時間程度の緩やかな遊歩道へ。

ふわふわの雪が積もる木々

シーンと真っ白で静かな世界

渓流のせせらぎ

想像もしていなかったレベルで、癒される空間がそこにはありました。

しかも、帰りの時点ですでに雪が溶けていたので、

あの瞬間だけの景色でした。


一期一会っす。


怖くて気分が乗らなくても、流れに任せてみるもんだな

ちなみに、今回の「気が乗らない」は、怖さがあるから気が乗らない、って感じ。

単純に「やりたくない」「行きたくない」、というよりは、

自分の中で「やりたい」より「リスク」の方が高いから

結果「気が乗らない」になっていると分析しました。

私は基本ビビりなので、リスクの方を考えがちなんですよね。

自然と、最悪の事態とか想定します。

で、危険なことは極力避けます。

でも、たまには何も考えず、

流れに任せて「冒険」も良いかもしれないと心から思った体験でした。

自分にとってのちょっとリスクを冒して

「冒険」したからこその景色が広がっていました。

「流れに任せる」ことは、少し勇気がいりますが、

意外とその先にしか出会えない景色もあるのかも。

ちょっと登山家の気持ちがわかった日でした。

ということで、

何気ない週末のできごとだけど、

視野がちょっと広がった体験だったので共有しました。

もし日常で、気が乗らないことがあったら

シンプルに「したくない」から気が乗らないのか

「したい」けど「怖さ」が勝っていて気が乗らないのか

見つめてみると良いかもしれないです。

つまり、

「シンプルにしたくないなら、しなくて良い」

「したいけど怖さがあって、気が進まないなら、飛び込んでみても良いかも」

と私は思います。

気が乗らない時は、

この話をふと思い出してもらえたらうれしいです。

今日はここまで。

それでは、また次の記事でお会いしましょ〜。


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