心に響いた名言4選|インドの諺・ユング・コジコジ・バイト先の店長

夕暮れ前の青空と雲と太陽

名言が好きな方も、そうでもない方も、こんにちは。

私事ですが、大学生の頃、小さなメモ帳を持ち歩いていて、
いいなと思った、誰かの言葉や名言を、逐一書き留める趣味がありました ✍️

最近、たまたま韓国ドラマの愛の不時着を観ていたら、グッとくる名言があったので、
久しぶりに、「やっぱり名言てなんか良いな〜」と思いまして。

今回は、ちょっと息抜きに、心に響いた言葉を4つシェアします。


今回の記事から目次を導入しました。過去記事にも、順次目次を追加していく予定です。少しでも読みやすくなれば嬉しいです🍵

名言① | インドの諺

これは、冒頭で触れた、韓国ドラマ「愛の不時着」の中で、引用された言葉です。

(インドの諺らしいですが、本当にそうなのかは実は不明らしいです…👀)

「⁠間違った電車が時には目的地に運ぶ
Sometimes, the wrong train takes you to the right station.⁠」
— インドの諺

ドラマの内容は、ざっくり言うと、パラグライダーの事故で北朝鮮に不時着してしまった韓国人の主人公が、北朝鮮人の軍人に助けられて、徐々にお互いに惹かれていくというお話です。

そんなあり得ないような事故が、会うべくして出会う誰かとの縁を繋いでくれます。

(ドラマやんて言ってしまえば終わりなんですけど、私たちの人生もそんな不思議な出会いがあったりしますよね😊)

この名言は、スティーブ・ジョブスの有名な「点と点が線になる」という話とちょっと似ている気もします。

生きてると、

「なんか、ミスったかも」

「なんであんなことしちゃったんだろう」

「なんで、この道選んだんだろう」

「この道は正しいんだろうか?」

と思うこともありますよね。

その時は「しまった」と思っても、もしかしたらそれは、本当の目的地に辿り着くための電車だったのかも知れない🚃

そんな、「自分の人生の流れを信頼する」ためのすごく素敵な言葉だと思います。

名言② | ユングの言葉

スイスの心理学者・ユングには、名言がものすごく多いんですが、今回はこのひとつをピックアップしました。


「⁠痛みなしには意識する事はできない
There is no coming to consciousness without pain.⁠」
— 心理学者・カール・ユング


私たち人間は、「痛み」がないと、なかなか体の不調を意識することはできません。

同じように、こころの奥の本音も、痛みを伴わないと気づけないこともあるかもしません


こころの本当の声を認識するために、感情がサインとして出てきてくれている。

それが「痛み」を伴ったとしても、無意味なもの、あってはならないものではありません


意識できないから、教えてくれていると思うと、ちょっと向き合い方が変わりますよね。

自己対話は、時に痛みが伴うこともあるけれど、自分を知るために必要なものだと私は思っています。

名言③ | コジコジはコジコジ

名言の宝庫、大好きな漫画・コジコジから一番有名なこちら。

「⁠コジコジだよ
コジコジは、生まれたときからずーっと
将来もコジコジはコジコジだよ⁠」
— コジコジ


メルヘンの国の学校。

生徒に立派なキャラクターになってほしい先生から

「….コジコジ キミ…将来一体何になりたいんだ それだけでも先生に教えてくれ なっ」

と聞かれて答えたのがこの言葉。


「真理だ… 負けたぞ 先生の負けだ…」とショックを受ける先生🤖


それを見ていた、半魚族の次郎くんと、雪だるまくんは、感動して、ガーンときちゃって

「ずっとずっと 何者でもない… 自分なのさ… コジコジ君 すごいよ」

と言います🐟 ⛄️


それから、家に帰った次郎くんは、お母さんにテストが28点だったことを怒られて、

「フフフ かあさん オレ 次郎だよ 次郎は 今も将来もずっと 次郎なのさ」💯

とキメるけど、一喝されて終わるところまでがオチ笑


メルヘンの国では、将来、立派なキャラクターになることが良いこととされています。

だから学校に行く。


でも、自分は本当はずーっと何者でもない自分なんだと、教えてくれる言葉です。

コジコジ深すぎるZE…!

名言④ | 店長コバさん

最後は、アルバイト先の先輩の言葉。

ちょっとまずはコバさんて誰なのかから説明しますね…笑

大学生の時にアルバイトしていた映画館。

その日のシフトによって、売店担当になることがありました。

売店は、開場から上映までの限られた時間の利用なので、タイミングによってはものすごく混雑しました。(数百人が一気に押し寄せるので時間との戦い)

ほとんどが学生アルバイト。

提供が遅くなると苦情が来ることもあるので、プレッシャーもあるポジションでした。

そこで「店長」と呼ばれていたのが、コバさん。

本当の店長ではなく、彼も大学3年生のアルバイトだったのですが、 どんなに忙しくても動じずに売店を仕切っていたので、みんなから「店長」と呼ばれていました笑

ある日、

「コバさんて、なんで忙しくてもそんなに冷静なんですか?」と本人に聞いてみると…

「⁠あ〜、実は一回全部あきらめちゃうんだよね⁠」
— 店長コバさん


ハハハとちょっとはにかみながら答えが返ってきました。


それは、大学生の私には意外な回答で。

もちろん当時持っていた名言メモ帳に書き留めました📝


なるほどなぁ、と言われた通りに実践してみると、あら不思議。

忙しい状況でも、すごく冷静になれたのです。


これは、今考えると、状況や結果の手放し

一旦手放して、自然体で力が抜けると、本来のその人の力が発揮できる


うまくやらなきゃ、捌かなきゃ、お客様に怒られたら嫌だ、と頭の中に渦巻く思考

そして、不安や畏れの感情を手放して、

ニュートラルな自分に戻れる体験でした。


自然体で、結果を期待せず固執せず、軽い心で取り組む。

あれから20年くらい経ちましたが、いまだに心に残る名言です。

まとめ | 名言は、人類の叡智と思いやり

みなさんも、なんだか心に残った言葉って、ありませんか?

ふと誰かに言われた言葉。

何十年、何百年の時を超えて引き継がれる誰かの言葉。

惹きつけられるのは、そこには、

  • 本質

  • 真理

  • 本当の想いやりへの共鳴

が隠されているからなのかも知れません。

そして、みなさんのふとした言葉も誰かを救っているかもしれませんよ。

ロマンですね〜

私も、そんな言葉たちをキャッチしたいですし、

いつか自分の書いた言葉が誰かしらの役に立つかもしれない。

そんなロマンを持ちつつ、心をこめて書いています。

ということで、今日は最近心に響いた言葉たち4つを紹介しました。

また次回の記事でお会いしましょう🍵


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くりちゃん

自己対話ガイド🌱 | ブログ・自己対話セッションサービス運営

神奈川県出身。現在は韓国在住。

大学卒業後、ずっと夢だった色々な国で働く生活をするが、なんとなく生きづらさを抱える。

人生も半ば、自己対話によって、答えは自分の内側にあることに気づく。そして、徹底的に自分に向き合い、自分を受け入れることの大切さを学び、生き方が変わる。

自分とは何か?人間とは何か?自分の内側探究がもはや生きる喜び。そんな、探究の記録と気づきをこのブログで毎週土曜日9時に共有しています。

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