【後半】正しい言葉より、「自分に合う」を選べる人になる
どんな言葉に響くかは、人によって違うみたいです
火の人も、風の人も、土の人も、水の人も、こんにちは。
先週の記事の冒頭で、家に迷い込んできたと言っていたコバエが、夫のコップにとまっていて、見事キャッチしました。(ご報告)
くりちゃんです。
前回の記事では、
自己啓発の言葉や誰かの言葉を4つのエレメント(火・風・土・水)に分類してみました。
今回は、このエレメントを人の属性(気質)にも当てはめて、
相性
言葉に引っ張られすぎない方法
あなたのエレメントを知る方法
などに焦点を当てていきたいと思います。
まだ前半を読んでない方はこちらからどうぞ👇(先に読んだ方がわかりやすいかも)
【前半】その自己啓発、なんだか苦しい…と思ったときに読む話
「その自己啓発、なんだか苦しい…」と感じたことはありませんか?本当は正しいはずの言葉が、自分には合わない気がする。今回は、そんな違和感の正体を「エレメント(火・風・土・水)」の視点から優しく紐解いていきます。
自己啓発がしっくりこない理由は、「気質の違い」かもしれない
前回、自己啓発の「言葉」をエレメントごとに分けてみましたが、
それはそっくりそのまま「人の気質」にも当てはめることができます。
気質をどうやって知るのかという話の前に、
どのタイプの自己啓発・気質がどのタイプと相性を見てみましょう。
① 火タイプの自己啓発・言葉(行動・突破力系)🔥
フィットしやすい気質: 行動型、勢いで進むのが得意な人
違和感を感じやすい気質:
水タイプ:感情の波や安全感を大事にしたい人には、勢いやプレッシャーが強すぎて消耗しやすい
土タイプ:計画を立てて動きたい人には、「とにかくやれ」が不安や混乱を引き起こしやすい
火タイプの人には合うけど、それ以外には消耗してしんどくなる可能性があります。
② 風タイプの自己啓発・言葉(思考・情報系)🌬️
フィットしやすい気質: 論理的に考えたい人、情報好きな人
違和感を感じやすい気質:
水タイプ:感情を大切にしたい人には、「思考で整理しろ」が冷たく感じられ、自己否定につながりやすい
土タイプ:具体性を求める人には、抽象度の高い視点だけでは「で、何すればいいの?」と地に足がつかなくなる
風タイプの人には快適でも、他には冷たすぎて心がカスカスになることがあります。
③ 土タイプの自己啓発・言葉(習慣・実務系)🌱
フィットしやすい気質: 継続・安定が得意な人、地道な成長タイプ
違和感を感じやすい気質:
火タイプ:勢いと直感で動きたい人には、細かなルールや積み上げが息苦しく感じられやすい
風タイプ:柔軟に考えたい人には、同じことを繰り返すことが「自由を奪われる感覚」になりやすい
土タイプの人には合うけれど、積み重ねや習慣に縛られすぎて、本来の目的や喜びを見失ってしまうこともあります。
④ 水タイプの自己啓発・言葉(感情・流れ・自己受容系)🌊
フィットしやすい気質: 感受性が高く、内側の声やしっくり感を大切にしたい人。変化に身を任せる柔軟さがある人。
違和感を感じやすい気質:
土タイプ:具体性と現実的な積み上げを大切にする人には、曖昧で結果に結びつかない言葉に不安を感じやすい
風タイプ:言語化や頭の理解で安心したい人には、「感じる」「委ねる」といった曖昧さが行動の指針を見失わせやすい
水タイプの人には心地いい言葉でも、他のタイプには「曖昧さがモヤモヤする」「動けなくなる」ことがあります。
言葉に引っ張られすぎないために | 気質と響きにくさ
分類してみると、どれも本質的には正しいことを言っているんですよね☝️
そして、そのエレメントの気質を多く持っている人には、自然にフィットしやすい。
でも、他のエレメントが強い人にとっては、
その言葉がまるで「自分を否定しているように感じる」こともあります。
そういった「響きにくさ」を知っておくことが、大切な視点です。
たとえば、自己啓発の場面だけでなく、日常の会話や職場のやりとりでも
水の人が、風の人から「もっと客観的に考えないと」と言われて、傷ついてしまったり
土の人が、火の人に「やる気がないの?」と言われて、無理に動こうとしてしまったり
そんなふうに、相手の言葉が、自分の価値観とズレていたことで、すれ違いが生まれることもあります。
だからこそまずは、
「自分が具体的にどんな気質を持っているか」を知っておくことが大切です。
そして同時に、
「相手は自分と違う気質を持っているかもしれない」と意識することで
自分や他者への理解が深まり
距離感の取り方も変わって
尊重あるコミュニケーションが生まれていきます
そしてなにより、
「この言葉、今の私に本当に合っている?」と
自分に問いかけられるようになると、
外の言葉に引っ張られすぎることも、ぐっと少なくなっていきます。
バランスも大事 | 自分の人生に他のエレメントも活かす
自分の気質に合ったエレメントを知って、「これが私の自然なスタイルだ」と思えたとき、
とても生きやすくなる感覚があると思います。
私もまず、感情や内面にフォーカスすることで、ようやく呼吸がしやすくなりました。
でも実は、「自分に合うことだけ」に偏りすぎると、バランスを崩してしまうこともあるんですよね。
たとえば、
行動ばかりで進み続けると、感情や思考が置き去りになって空っぽになることがある
思考に偏ると、感情が無視され、心がついていかなくなることがある
探究や内面ばかりになると、現実での一歩が踏み出せなくなることもある
大切なのは、
「今の自分にフィットするエレメント」を土台にしながら、
他の要素を「補っていく」という意識です。
私はこれを、体感ベースでこんなふうに捉えています。
第一段階:自分の気質を知る
第二段階:そのエネルギーを活かす
第三段階:他のエレメントとも向き合い、少しずつバランスを育てる
つまり、こんな流れが自然でした。
① 感情にフォーカスし感じきる 🌊
↓
② 客観的に整理する 🌬️
↓
③ 内面が整うと自然と湧いてくるワクワクをエネルギーに行動する 🔥
↓
④ 1~3をコツコツ繰り返しながら現実を育てていく 🌱
そして、私にとって苦手で最大の「挑戦」は、「コツコツ」やって「現実化していく」部分です🌱
できないことももちろんあって、そんなときは自然に任せます🧘
そんな感じで良き塩梅を見つけて、自分だけのバランスを見つけているところでもあります。
人によって順番や方法は違うと思うんです。
でも、結局全部大切になってくるし、同時に挑戦にもなる。
これが、私たちにとって人生の成長と学びのプロセスなんだと思っています。
(もちろん試練もありますが…✌️)
みなさんにはどんな流れが合うかな😊
自分のエレメントを知るには?
ここまで読んでくださったあなた、自分の気質やエレメント、気になりますよねっ?
自分の気質を知るには、いろいろな方法があります。
例えば、一番わかりやすいのは占星術 🪐
テレビや雑誌の12星座占いのもっと詳しい版です。
占いというよりは、2000年以上続く統計学なんですけどね。
私もセッションでは、占星術を使って、クライアントの気質や傾向をまず知ってから、タロットリーディングを始めます。
実はテレビや雑誌の12星座占いは、ほ〜〜〜〜〜んの一部だけしか表していません。
人間はもっと複雑で奥深いです。
先ほどの4つのエレメントを星座に当てはめると、このようになります。
🔥 火のエレメントの星座: 牡羊座、獅子座、射手座
🌬️ 風のエレメントの星座: 双子座、天秤座、水瓶座
🌱 土のエレメントの星座: 牡牛座、乙女座、山羊座
🌊 水のエレメントの星座: 蟹座、蠍座、魚座
ちなみにくりちゃん自身は代表的な天体を見ると、
太陽:蠍座 🌊(← よく見る12星座占いの星座はこれ)
月:蟹座 🌊
水星:蠍座 🌊
金星:蠍座 🌊
火星:水瓶座 🌬️
です。
そりゃ、「感情を感じ切りましょう」「感情が本音のヒント」という水エレメントが強めの発信になりますわなな。
実際にエレメントを調べる方法
あ、で、私のエレメントはどう調べるのよ?って思いましたよね。
無料で簡単に調べられるので、気になる方は試してみてください👇
検索で上位に出てきた2つウェブサイトのリンク貼っておきますね。
必要な情報は、
生年月日
出生時刻(最悪なしでもOK)
出生地(県)
チェックしてみると、
どれかのエレメントに偏っているのか、バランス良く散らばっているのか知ることができます。
本当は、エレメントもあくまで大きな括りで、
星座や天体ごとに、も〜〜〜っと細かい違いがあります☝️
それに複雑な他の要素も絡んできます。
フフ、占星術とっても奥深くて楽しいですよ。
でも、今回の記事は占星術の話ではないので、ここらでストップしておきます。
で、ですね、自分の特性を知る方法として、私は占星術を活用していますが、
占いは胡散臭いっす!と思うそこのあなたは、
他にも
ストレングスファインダー(有料)
MBTI(16タイプ診断)」(無料)など
自分の傾向を知るヒントになるものは他にもあります。
どれが自分にしっくりくるかは人それぞれなので、「知ってみたいな」と思ったタイミングで触れてみるといいかもしれません💡
自分を知ると、外の情報に振り回されなくなる
ということで今回は、自己啓発に代表されるような誰かの正しそうな言葉とエレメントと相性、という視点でまとめてみました✍️
結局言いたいことは、
自分の特性、気質を知ることで外の情報に振り回されにくくなるよ〜
他人の特性は自分と違うと知ることで、理解、尊重、優しいコミュニケーションも生まれるよ〜
でも最後は全部のバランス大事なってくるよ〜(結局そうなんかいっ)
ということです。
目に入った正しいそうな言葉に、心がついていかないとき。
もしかしたらそれは、「あなたじゃない誰か」に向けた言葉なのかもしれません。
あなた自身に合う言葉って、どんな響きがするでしょうか…?
いやはや、今回は(も?)長かった…….ですよね?
こんな長い話に最後まで付き合ってくださるなんて……🥺
あ…もしかして、問いたい界隈の人ですか?(←私はすぐそう思ってしまう)
そんな方のために、セッションのこと、ちらっと置いておきますね🫖
ということで、また次回の記事でお会いしましょう!
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自己対話のツールとして出会ったタロット。試行錯誤を経て、セッションという形に育っていきました。大切にしている想いや、どんな方に届けたいかを、丁寧に綴っています。