【前半】その自己啓発、なんだか苦しい…と思ったときに読む話
自己啓発の「正しそうな言葉」に、なんとなく苦しくなったことってありませんか?
自己啓発が好きな方も
興味がない方もこんにちは。
ここ数日、家に一匹だけ迷い込んできたコバエと格闘しています。くりちゃんです。
SNSや書籍などでよく「言い切り型」の発信をみます。
そういう誰かの正しそうな発言を見て、
「自分はできていない…しょぼん」
「ちょっと胸がざわつくぞ…」
逆に
「これはしっくりくる」
と感じることありませんか?
今回は、そういった誰か(私も含みます)の発言に不必要に振り回されないために、
正しそうな言葉を四大元素(火、水、土、風)タイプに分類してみます。
え、そもそも四大元素ってなんぞや〜!と思ったそこのあなた。
諦めないで。(誰や)
後でしっかり説明します😊
この記事を読み終わった後、世の中に溢れている情報を、
少し冷静に見ることができるようになるかもしれません。
一度こうして整理しておくと、情報に飲まれそうなときでも、
自分の直感や「ほんとはどう感じてる?」という声を、ちゃんと信じやすくなると思うのです。
私がざわついた自己啓発ワード
本題に入る前に、
最近私がSNSで見たちょっとざわついた誰かの言葉をご紹介。
例えば、
あまり自分の内側に意識を向けないでね。
感情に意識を向けるほど、その感情はより強化されてしまう。
大切なのは、目の前のやるべきことに集中することだよ。
みなさんはどう感じますか?
「そうそう!」って思う方もいらっしゃると思いますし、
「え、違くない?」と思う方もいるかもしれません。
でも、「なんか言い切られると正しいのかも?」なんて思ってしまうような。
「自分のやってること正しいのかな?」とちょっと疑心暗鬼になったりして。
他には、
「考える前に行動しよう!」とか、
「30代でやるべきこと(50代で後悔しないために)」とか。
みなさんも思い出してみると、何かしらあるかもしれません。
エレメント別の自己啓発ワード
それでは、このようなよく見る「正しそうな言葉」を、大きく4つのタイプに分けてみます。
今回は、タロットや占星術でも使われる、
火・風・土・水 の四大元素(エレメント)をベースに分けてみました。
※以降この記事内では、エレメントに呼び方を統一します。
ちなみに、エレメントは、それぞれ大まかにこんな傾向を表します。
🔥 火:行動力・情熱・衝動
🌬️ 風:思考・言語・情報・視点の切り替え
🌱 土:現実性・習慣・物質的な安心感
🌊 水:感情・直感・インスピレーション・共感力
それでは、実際に分けてみましょう。
① 火タイプの自己啓発・言葉(行動・突破力系)🔥
例:
「とにかく行動!考える前に動こう」
「考えてる間にチャンスは消える」
「人生は自分で切り開くことが大切」
「スピードこそが命」
「踏み出さない人に、変化は起きない」
「やりたいことをやろう、今すぐに」
本質的に正しい点:
行動することで、現実は動き出す
頭で考えているだけでは見えない景色が、踏み出すことで見えてくる
「やってみる」ことでしか得られない体感や気づきがある
一歩踏み出すことが、流れやチャンスを呼び込む起点になる
落とし穴:
焦りや不安を行動で上書きしようとして、内側を置き去りにする
「動けない自分=ダメな自分」と決めつけて、余計に苦しくなる
立ち止まったり、静かに感じたりする時間を「後ろ向き」とみなしてしまう
勢いや情熱だけで突き進んで、あとから消耗してることに気づくことも
本当は怖かったり、納得していないのに、「行動しないと置いていかれる」という焦燥感に駆られてしまう
② 風タイプの自己啓発・言葉(思考・情報系)🌬
例:
「状況や情報を整理して、できるだけ客観的にみよう」
「感情はコントロールして、主観に飲まれないようにしよう」
「マインドセット次第で見方は変わる」
「すべては解釈次第」
「物事に意味はない。意味を与えるのは自分」
本質的に正しい点:
視点を変えることで、現実の捉え方も変わる
思考によって、感情や状況を整理できる
言葉や知識は、自己理解や他者理解の助けになる
解釈次第で、同じ出来事にも別の意味を見出せる
落とし穴:
感情を「厄介なもの」として排除してしまう
理解したつもりで内面を見逃す
頭で納得しても、心は癒えてない状態になりやすい
「知ってる」ことで安心し、実感や体感を置き去りにしてしまう
言葉や情報の正しさに依存しすぎて、自分の「今ここ」の感覚から離れてしまう
③ 土タイプの自己啓発・言葉(習慣・実務・物質系)🌱
例:
「ルーティンが人生を変える」
「成功者はみんな朝5時に起きてる」
「小さな積み重ねが未来を作る」
「30代で人生が決まる」
「努力は報われる」
「不安のない老後のために、人生設計しよう」
「年収●万を目指そう」
本質的に正しい点:
日々の小さな積み重ねが、大きな変化を生む
習慣やルーティンは、安定や安心の土台になる
地に足のついた行動は、長期的な成果につながる
目の前のことに丁寧に取り組むことが、未来をつくる力になる
落とし穴:
習慣や段取りが義務になり、できない自分を責めてしまう
自然な波や心の声を無視して、成果や効率を優先しすぎる
「今できてない=将来もダメ」という恐れが、焦りに変わる
年齢や収入などの外側の物差しで、自分の人生を値踏みしてしまう
他人と比べて「自分は遅れている」と感じやすくなり、内側が削れていく
④ 水タイプの自己啓発・言葉(感情・流れ・自己受容系)🌊
例:
「感情は、心の声のヒント」
「無理に動かなくても、自然と流れはやってくる」
「答えはすでに自分の中にある」
「違和感を放置しない」
「安心できる場所で、心を開いていく」
「Don’t think. Feel. 」
本質的に正しい点:
感情は、自分の内側からの大切なサインになる
無理に動かず、整うのを待つことでエネルギーを充電できる
違和感を見過ごさずに立ち止まることで、自分を守れる
安心できる環境の中でこそ、深い変化や癒しが起こる
落とし穴:
感情を大切にしすぎて、動けなくなることがある
「流れを待つ」が癖になり、自分で一歩を起こせなくなる
感覚的、ふわっとしがちで即効性も感じにくい
感情や向き合う痛みに呑まれて辛いだけになってしまうことがある
その言葉、「あなたの属性」に合ってますか?
こうみると、タイプで結構違いますよね!
ちなみに、私のブログは、ほぼ「水」でできていると気づいた方もいらっしゃるかもしれません笑
そうなんです。
私の気質は、ほぼ「水」でできていて、そこにちょろっと「風」が入ってきます。
もちろんあなたにも、あなたの気質がありますよ💡
ポケモンみたいに、人間にもそれぞれ「属性がある」と考えるとわかりやすいかもしれません。
ただ、どれかのエレメントに偏っている人、ばらけている人様々です。
あなたがしっくりくるエレメントタイプの自己啓発や言葉はどのタイプでしたか?
それがあなたの気質とリンクしているかもしれないですよ😊
ちょっと長くなってしまうので、今回の記事は、2回に分けることにしました。
次回【後半】の記事では、
自己啓発が「しっくりこない」理由と、気質との相性
言葉に引っ張られすぎないためにどうしたら良いか
あなたのエレメントを知るには?
をテーマに書いていきますので、来週土曜日よかったらまた覗きにきてください🍵
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自己対話のツールとして出会ったタロット。試行錯誤を経て、セッションという形に育っていきました。大切にしている想いや、どんな方に届けたいかを、丁寧に綴っています。