【前半】セッション選びに迷ったら|コーチング・カウンセリング・タロットを試してわかった違い
セッションって、ちょっとハードル高く感じませんか?
みなさんこんにちは、くりちゃんです。
色々モヤモヤするけど、ひとりで整理している。
ひとりで頑張ってきたけど、誰かに相談したい。
でも、実際調べてみると、どのタイプのセッションが良いのか、
どういう人が良いのか、探すの結構大変じゃないですか?
また、受けてみたけどなんか違かったってこともよくあること。
料金もそれなりにするし、手当たり次第に試すのも難しい・・・。
そして、自分のプライベートのことを話す人だから、ちょっと心理的ハードルがあるかもしれません。
今回は、そんな迷ったときに「どれにするか」選ぶヒントなったら良いなと思い、まとめてみます。
くりちゃんのセッション体験
実は、私結構色々なサービスを受けたことがあります。
それだけ、ひとりで頭の中、心の中を整理するのに苦戦していました。
ちなみに、回数を上げると
心理カウンセリング:1回
コーチング:6回
キャリアコンサルティング:4回
タロットリーディング:2回
です。
特に、コーチング6回、キャリコン4回、タロット1回、はここ1年のこと。
そんな私が、振り返ってみて、
どんな状態・状況の時に
どんな悩みがあるときに
受けると良いのか。
メリット、デメリットなどの踏まえて、主観でまとめてみました。
4つのセッションを比べてみた|それぞれの特徴とタイミング
まず、簡単に私が受けたことがある4つのタイプの比較表を作ってみました。
ここから詳しく見ていきましょう。
① 心理カウンセリング
心理カウンセリング(メンタルカウンセリング)は、
感情的にしんどい
働くことがしんどい
人と関わる環境がしんどい
体や体調に異変が出ている
かなり限界を感じる
そんな時に、特におすすめします。
本当は、こういうカウンセリングは、
欧米みたいに、メンタルがしんどくなくても、
定期的に受ける文化が根付くと良いなぁとは個人的には思っているのですが、
なかなか難しいのが現状ですよね。
ちなみに、日本では「臨床心理士」や「公認心理師」といった国家資格もあれば、
民間資格や無資格で活動されている方もいます。
資格の有無だけで良し悪しを決めることはできないと思っていますが、
参考までに
安心感を求める場合は、まずは国家資格を持つ方を選ぶのもいいかもしれません。
「丁寧に話を聴いてほしい」という方は、
産業カウンセラーなどの資格を持つ方を探すのも一つです。
私自身は5年ほど前に1度、無資格の方のセッションを受けたことがあります。
その方は、長くブログを読んでいたこともあって、私の中では十分に信頼できる方でした。
その時は、
「悩みがどうしても自分だけでは解決できない」
「誰かに相談したい」
というタイミングだったので、信頼できるその方のセッションを思い切って、受けてみました。
タイミングと信頼があったからこそ、その方のセッションで、
自分の本音に気づき、前に進むことができました。
もしサポートを受けながら
「根本的に過去の記憶や影響を癒していきたい」
「心理的ブロックを解いていきたい」
「つらさを少しずつほぐしていきたい」場合は、
継続的に受ける必要があると思っています。
② コーチング
コーチングは、
ある程度心のエネルギーがある
自分を変えていきたい気持ちがある
自分の可能性、人生の目的や目標を言語化していきたい
目的や目標を行動に落とし込みたい
背中を押してもらいたい
モチベーションを維持したい
今のやっていることを拡大、進化していきたい
そんな時におすすめです。
どちらかというと、私的には「自己受容」した後に受けるのがタイミングとしておすすめ。
たとえば、「もっと頑張らなきゃ」と無意識に自分を追い込んでしまう方にとっては、
コーチングの「前向きさ」がプレッシャーになることもあるかもしれません。
だからこそ、まずは『今の自分でもいい』と思える状態から始めるのがおすすめです。
コーチは、クライアント自身の「可能性」を信じて後押ししてくれる存在で、「問い」によって、「ふわっとしている自分の中の想い・本音」を一緒に言語化してくれます。
そのプロセスは、自分と丁寧に会話しているような時間です。
私にとっても、これはひとりで行う内観・内省の時間につながる、大切な体験になりました。
相性ぴったりのコーチに出会えたら、人生の伴走者になってくれると思います。
ちなみに、
人生全般に強い「ライフコーチ」
キャリアに強い「キャリアコーチ」
経営者に強い「経営コーチ」など、
それぞれのコーチに強みがあるので、自分のニーズにしっかり合ったコーチを選ぶのがおすすめです。
③ キャリアコンサルティング
キャリアコンサルティングは、
キャリアの方向性で迷っている
自分の市場価値を知りたい
自分の強みを整理したい
自分の経歴を客観的に棚卸ししたい
転職を前提に動き始めている
今の会社に残るか、転職するかを整理したい
そんなときにおすすめの選択肢です。
会社に勤めることが前提にはなってくるので、キャリアの方向性を整理したい、それを今後の行動に落とし込みたい、というタイミングにぴったりです。
もちろん、すごく親身に対応してくださる方もたくさんいらっしゃると思いますが、
なかには「転職前提で話を進める」場合もあるようです。
そういう意味で、「中立な立場」で相談できるかどうかは、見極めが必要かもしれません。
なので、
「もう転職したい」
「転職か今の会社に残るのかを決めたい」
「キャリアの方向性を整理したい」
「もし良い案件があれば転職も考えたい」
「今すぐじゃないけど、将来の転職に備えて、転職エージェントやヘッドハンターと少しずつつながっておきたい」
そんな超・現実的な悩みの場合に、おすすめです。
私が受けたのは、ビズリーチの「キャリアコンシェルジュ」というサービスで、
珍しく転職の紹介はしないという中立型のカウンセリングでした。
私が受けたキャリアコンシェルジュの方は、転職だけでなく、
「これからどう生きていきたいか?」という視点でも向き合ってくださいました。
自分の人生を見つめ直す時間にもなって、この時間は、キャリコンというより、
ちょっとコーチングにも近い感覚。
自分の「今」や「本当にしたいこと」を見つめ直す、大切なきっかけになったと思っています。
④ タロットリーディング
タロットリーディングは、
頭の中がごちゃごちゃしている
社会の基準ではない視点で「本音」を見つけたい
内観、内省の足がかりがほしい
自分の本当の気持ちを知るヒントが欲しい
そんなタイミングにおすすめです。
私は、未来を当てる「占い」としてタロットは活用していなくて、
「自分の本音を知るためのヒント」として活用しています。
タロットカードは78枚あって、それぞれ意味が違います。
そのカードの意味、キーワードや絵柄から、普段は見えない自分の潜在意識(本音)が引き出されると考えています。
タロットが「当たる」と言われるのは、そのためではないかというのが私の持論です。
タロットリーディングセッションを受けた時、「信じる」というよりは、
セッションで出たカードや言葉から、
ピンとくるもの、
感情が動くもの、
違和感があるもの、
しっくりくるもの、
そういったメッセージを、セッション後に整理して、行動にしてみるようにしていました。
私にとっては、いろいろ試した中でも、
タロットセッションがいちばん自分の本音に近づける感覚がありました。
その後、タロットカードを「昨日の振り返り」や「内観・内省」に生かしていくことにもつながっていきます。
タロットリーディングは「占い」として提供している方もいれば、
「内観や自己対話のツール」として使っている方もいます。
もし「自分の本音を見つけたい」という気持ちがあるなら、
「内観・自己対話」の軸で発信されている方を選ぶと、安心して受けられると思います。
プロの力を借りるのもかなり有益
今回は、私自身の体験をもとに、
各セッションの違いや、どんなタイミングで活用すると良いかを、主観的にまとめてみました。
私は、内観・内省は日々自分で取り組むことがすごく大切だと思っています。
ノートに書いたり、マインドマップを使ったり、タロットを使ったり、ChatGPTを使ったり。
必ずあなたに合うやり方があるはずです。
でも、やっぱりプロのサポートを得ることも、前に進む自分を後押しする一つの方法。
ひとりで頑張ってきた人にこそ、
誰かの力を借りるという選択肢があることも、伝えたいと思っています。
さて、それぞれのサービス、受けるタイミングはざっくりと分かったけれども、
「やっぱり相性ってあるよな?」
「どんな人を選ぶと良いだろう?」
そんな疑問が湧いてきたかもしれません・・・!
次回の後編では、
「じゃあ、実際にどんな人を選べばいいの?」という問いに寄り添いながら、
相性の良いセッション相手の見つけ方について、私の視点でまとめてみます。
それではまた来週土曜日に!
後半の記事はこちらからどうぞ👇
【後半】セッション選びに迷ったら
コーチング・カウンセリング・タロットを試してわかった違い
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