問いが変わると、見える世界が変わる|自己対話の入り口にあるもの

市街地から見える、青空と山とアパート

「問い」は「今のあなた自身」

「問う」のが好きな方も、「今は問う気分じゃない」方もこんにちは。

最近は、コンロの上のぐつぐつしているスープを眺める時間が
瞑想になっていたりします、くりちゃんです🫕


個人セッションをしてみると、

  • すでにかなり深く自分を見つめてきた

  • 知りたいことがものすごく明確

な方がいらっしゃいます。

一方で、

  • 自分とこんなに向き合ったの初めてだった

  • タロットリーディングのための質問を決めるのが難しかった

というお声もいただきます。


私のタロットセッションに関わらず、

心理カウンセリングでも、

コーチングでも、

仕事の面接でも、

日々の生活でも、

何かを「知る」ためには、「問い」(質問)が必要になりますよね。


「内省がうまくできない」

「自己理解が進まない」という悩みの原因の多くは、

「問いの立て方」にあると考えています。

なぜなら、何を自分に問いかけるかで、出てくる「答え」も変わるからです。

人は、立てた問いにしか答えられません。

そして、立てた問いは、あなた自身、あなたのものの見方をそのまま反映しています。

あなたの世界観そのものと言っても良いかも知れません。

これって、面白いですよねっ?

「問い」を持つことってすごいよな〜〜〜と、最近ひとりで感動しています。

勝手に「Power of Toi」と命名しました。(なんか聞いたことありそうな名前…)

今回は、自分の感情や思考をうまく整理するために

  • 問いの大切さ

  • 問いが立てられない時の3つの原因

  • 問いの立て方やコツ

  • それでもうまくいかないときの対処法

を【前半】と【後半】2回に分けて共有していきます🍪

えっ、「また、長い話ですか?」ですって?….はい、正解です笑


なぜ「問い」がそんなに大切なのか?

「人は、立てた問いにしか答えられない」

これ最近思うことです。

例えばなんですが…

スキンケア商品を販売するビジネスを、1人で進めるとします🧴(急に)

Aさん、Bさん、Cさんが、

1年後のプロジェクトがどういう成果を出していたいか想像してみました。

Aさんは

「1年後に、いくらの収益を上げたいかな?

Bさんは

「1年後に、私はどんな気持ちになっていたいかな?

Cさんは

「1年後に、何人に変化を感じもらいたいかな?

と真っ先に考えました。


Aさんは、経済的安定が、

Bさんは、自分の気持ちが、

Cさんは、数字で見られる他者への良い影響が

大切かもしれません。

例なので、これらが本当に本質に迫る問いかどうかは置いておきますが、

それぞれの問いによって、軸や計画や行動、結果もかなり変わりそうです。

どれが正解で不正解ということはありません。

問いがあるから、意識が向き、思考が深まる。

その人の「問い」が「これから」をつくっていきそうですよね?


「問い」が変わると、内省の深さも変わる

そして、内省に関しても、「問い」によって

  • 答え

  • 深さ

が変わってきます👀

これはつまり、

  • 問いが浅い → 答えも浅くなる

  • 問いが深い → 気づきが深い

  • 問いがズレてる → 掘っても答えに辿りつかない

ということが起きてきます。

そして、多くの人は

「答え」を探しているけど、

「問い」を持てていない

んですよね。

だからモヤモヤが残るし、

どれだけノートに書いても整理されないし、

内省をしてるつもりでも堂々巡りになる。

でも、逆に言うと、

「問い」を変えていけば、「内省の深さも」「見える世界も変わる」と言うことです☝️

(天才やないかい)

それが、Power of Toi….(自分で言っていてちょっとなんか恥ずかしくなるのはなぜだろう)


問いが立てられない時に起こっていること

では、なぜ問いを立てるのが難しい時があるのか、

よくある3つの原因をみてみましょう。

① 意識がそこには向いていない

そもそも、「見ていない」「見えていない」ので、気づかない状態です。

見えていないものは問えません。

視野がちょっと狭くなっているとも言えるかもしれません🔍

例えば、

「社会人だからこうしなきゃ」

「みんなこうやって生きるのが普通だ」

と信じこんでいる状態。

この場合、

「社会人としてどうした方が良いだろう?」

「みんながやっているものはどれだろう?」

という問いになりがちかもしれません。

(この問いが、良い悪いというわけではありませんが、自分の外側に答えを求めることになります。)

こういう時は、意図的に

新しい視点に触れてみると良さそうです。

「社会人なのに、こうやって生きている人もいる」

「みんなと同じ生き方じゃなくても、生きている人がいる」など

自分が見ていなかった視点を得ることで、

「自分にとって生きるとはどういうものだろう?」

といったより本質的な「問い」に発展していきます。


新しい視点を得るには、

もうみなさんもされていることばかりかもしれませんが、

  • 普段いるコミュニティの外の誰かと話してみる

  • 読んだことない本やブログを読んでみる

  • 行ったことない場所に行ってみる

  • 新しい体験や経験をしてみる

  • 第三者に質問してもらう

などがやっぱり役に立ちます🌏

※ 得た視点によっては、ちょっと苦しくなることもあるかもしれませんよね。

でも、それもまた問いの入口になることがあると感じています。


② 思考と感情がごちゃついている

思考と感情が混線している状態の時は、

問いが浮かばなかったり、問いがずれてしまうことがあります💭

例えば、

本当は「悲しい」「悔しい」という感情があるのに💔

  • それに気づかなかったり

  • 蓋をしようとしたり

  • 無視したりして

頭で考えて🧠

  • 出来事

  • 感情

  • 現実を

制御しようとしてしまったり。

そういう時は、「どうしたら前向きになれる?」と思考で問いかけているけれど、

実はその前に「私は今、何に傷ついているんだろう?」という問いが必要だったりします。

この状態を抜け出すためには、

まず感情と言葉を切り分けて観察することが有効です🔭

  • 今、どんな感情がある?

  • それって、何に反応して出てきたもの?

  • 思考(考えごと)は?どんな言葉が頭に浮かんでる?

少しずつでもいいから、

「これは感情」「これは思考」と客観的に分けてみることで、

問いの土台が見えてきます。

このように、感情と言葉を丁寧に切り分けていくと、自然と「問い」が立ち上がってきます。


③ 問うてはいけないという何かブロックがある

問いが立てられない時、

実は心のどこかで「それを問うのが怖い」と感じていることもあります。

例えば、

  • 問うことで、今の関係性が壊れてしまうかもしれない

  • 問うことで、見たくないものを見ることになるかもしれない

  • 問うことで、変化を選ばなければいけなくなるかもしれない

問いは、未来への扉でもあるけれど、今の自分を揺さぶるものでもあります。

だからこそ、問いを「無意識に避けている」こともあるんですよね🚧

「この問いを立ててしまったら、戻れなくなる」

そんな感覚を、どこかで感じている自分がいるのかもしれません。

こういうときは、

覚悟を決めるのもひとつですが、

無理に問いを立てようとせずに、

「今、自分は問いを避けているかもしれない」と気づくだけでも十分です🌳


その「問い」に向き合うのは、準備ができた時で大丈夫。

(向き合わざるを得なくなる時もありますけどね😇)


3つの原因を簡単にまとめてみましたが、

こういうこと、あったかもというものはありましたか?

①と②は「問いが見えてない」「整ってない」状態

③は「問いを見てないふりをしている」状態

まずは、自分がどの状態にいるのかを知ることが、一歩目になるかもしれません。


まとめ

ということで、今回はちょっと改めて「問い」について考えてみようと言うことで

こんな内容になりました。

問いを立てる力は、

答えを探すよりも、実はずっと奥深いものかもしれません💡

次回は、

  • 自己対話を深める「問いの立て方のコツ」

  • 実際に私が意識しているポイント

  • すぐに使える“問いのテンプレ”(今モヤモヤしてる方におすすめです)

をお届けしますね📦

今回も、読んでくださってありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう🍵


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