「育てる経験」が、心をじんわり成長させる

海岸沿いに広がる緑の草原と波打つ海|自然の景色が、ゆっくりとした時間の流れを感じさせる風景

みなさん、こんにちは。

今日は、ちょっと軽めにいきましょう。

最近ふと、「育てる」って、

人の心を成長させるための大事な体験なんじゃないかな、と思いました。

真っ先に思いつくのは、子どもを育てることかもしれませんが、

それだけじゃなく、

マネジメントや経営の仕事で人を育てることもあるし、

畑で野菜や果物を育てたり、

ベランダで小さな植物を育てたり、

SNSのアカウントや、

ひとりでスモールビジネスを育てている人もいる。

動物を育てる人もいれば、

ゲームでキャラクターを育てたり、

居場所やコミュニティを育てている人もいる。

飲み物や調味料、お酒や食べ物を育てる人もいる。

編み物や織物、絵を描くことだって、「育てる」ことかもしれません。

どれも、「自分ひとりでは完結できないもの」と向き合う体験です。


生き物でも、物でも、目に見えない何かでも、

時間をかけて、形にしていくことは、

「自分の心」もじんわりゆっくりと育てる力がある気がします。


思い通りにならないものを受け入れ、

コントロールできない流れを信じて、任せていく。

結果を急がず、コツコツと、丁寧に、誠実に、時間をかける。

そして、自分の「想い」を注ぎ続けること。

「自分を超えたもの」との関係性を学ぶ旅かもしれないですね。


そして、時にそれは「心の筋トレ」みたいなものなのかも。

私は、最近「修行」と呼んでいます笑


焦る気持ちもあるし、

諦めたくなる気持ちもあるし、

不安な気持ちに襲われることもある。


そういう心の揺らぎを通じて、

少しずつ「待つこと」や、相手や自分を「信頼すること」を学んでいく。


そんな大切な経験ができるのも「育てる」こと。


そして、その小さな毎日の積み重ねの先に、

「ああ、やってて良かったな」「好きだなぁ」と思える瞬間がやってきます。


やさしくて、強い。

時には、しんどくて、悩む。

でも、ときには光が見えて、楽しい。

もし今、何かを育てている途中なら、

そのプロセスの中に、きっと「心の成長」があるはず。

私は、「育てる」ということがこれまで結構苦手だったなと振り返って思います。

なので、今はまさに「育てる」ことを学んでいる最中です。

新しい「育てる」を始めると、

最初は自分でコントロールできないことがあったりして、苦しくなることもありましたが、

最近はやっと、「信頼」してゆっくりコツコツできるようになってきました。

これも、「自己受容」の賜物だと思っています。

でも、私もまだまだ絶賛修行中。

もしかしたら、

いちばん時間をかけて育てていくのは、「自分自身」なのかもしれませんね。

みなさんは、

何か「育てているもの」「育てたいなぁと思っているもの」はありますか?

よかったら、一緒に、焦らずコツコツ育てていきましょう。


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